2008年12月20日土曜日

魔法の手帳

書くとそれが実現する
魔法の手帳があったらええねぇ。



家の年末の大掃除、って書いたら、
もうどこもここも家中がピカピカ、なぁんちゃって。
新しい舞台のセッティング完成、って一月のページに書いたら、
一月に思ったとおりの作品が楽屋に登場してるねん。
ほんで、世界の平和って書いたら、
戦争とかがなくなるねん。


ふ~む、アラジンのランプとちゃうねんから。


でも、でも、
魔法の手帳があったらいい。
おとぎ話みたいに、一気全てが叶うわけじゃないねんけど、
ちょっとずつ叶っていく手帳。



例えば、家中掃除しなくても、今日、キッチンだけでもすることを目標にして、
その次はスタジオとか、自分の部屋とかを掃除する計画を書き込むねん。
ちょっとずつだと、魔法みたいに叶っていく。



新しい舞台のセッティング、もうどこから手をつけていいかわからなくて、
お手上げ状態だったけど、
少しづつこなしていく計画を書き込むねん。
ちょっとづつだと、魔法みたいに叶っていく。



世界の平和、もっといい世界。私の住むこの町で、できることからするねん。
劇場を使って、想像使って、もっといい世界にすんねん。
ちょっとずつ、魔法みたいに、、、。



2008年は魔法を信じていない年でした。
2009年は魔法を信じていきたいと思います。
そんな(ちょっとずつの)魔法の手帳、今、作成中。
これまで、Coveyなどのいろんなプランナーを使ってきたけれど、
来年のは自分で作ってみます。
ショーの細かいスケジュールはPalm Pilotに委ねるので、
私に必要なのは、一月のゴールと進め方がひと目でみれるページと、 1週間単位でアイデアを書いていくページ。



一番大事なのは、

タスクのためでなく、
叶えていくため、の手帳だということ。

みなさんは何を使ってらっしゃいますか?

2008年12月13日土曜日

次の世代の千人の蔵

大学と高校でのショーが続いていました。

何列も続く暗い客席、年下の若い世代のコ達を見つめながら
彼らの、
自由をへの望み、
高みへのエネルギー
何かに陶酔する身勝手さ、
を、いっぱい感じてショーをしています。

歴史はありったけの若さをもとに、
生意気な理想をもとに進化してきたのです。

千人の蔵は、
かつて生意気だったじいちゃんばあちゃんが、
若いコ達と歴史を作っていきます。

その若いコたちの
ブログも是非みてください。
https://gazoo.com/G-Blog/takachiho009/95638/Article.aspx

2008年12月12日金曜日

自分達の劇場つくり

自分達で何かをする。
誰かが言ったとしたら、
瞬間に胸がぽっと熱くなるよな気がする。


なんでもいい。


たとえば、ピザを自分達で作る、とか
ログハウスを自分達で作る、とか
劇場を自分達で作る、とか
本を自分達で作る、とか
アフリカに自分達で井戸を作る、とか。
自分だけでなくて、自分達だから、
ちょっとわいわいしながら、
ちょっと失敗なんかもしながら、
ちょっと成功したりして。
想像だけでも心がおどる。



想像だけで終わらず、
自分達で村を作る人たちがいます。
じいちゃんたちの問いかけに若者達が答えて、
宮崎県穂高町の人々が自分達で、
村おこしのひとつとして、
「千人の蔵」を作ります。






ふとしたことから、このブログと出会い、
その行動力に、目がまんまるなのです。わたしは。
ブログの書き手は森千鶴子さんという、フリーライターで、
本もいくつか出され、ジャーナリストとしても活躍されています。



「千人の蔵」はブログでの説明を読まれると経過がわかると思います。
http://morichi.livedoor.biz/archives/51372851.html



そしてこれはポスターとメッセージ。
http://image.blog.livedoor.jp/morichi2005/imgs/0/6/06a22907.jpg





てづくりの地元の無農薬釜炒り茶など
農家が作る野菜や料理も圧巻です。
http://morichi.livedoor.biz/archives/cat_50030764.html


さすがにライターの森さんの文章、
ピカピカですね。
言葉がよく届いてきます。
読むところがいっぱいあるので、
ブログ、ゆっくり楽しんでください。


私は、自分の劇場つくり、と呼んできましたが、
自分達の劇場つくり、と呼ぶことにしました。

2008年10月18日土曜日

アジアンフェスティバルの前後

★祭り・前夜

カンサスシティから帰ってきて、
今度は小さなアジアがテーマの地元のフェスティバルをもういっちょ。
エンタメ選考を手伝い、あれこれ手を出し、
問題をいくつか感じています。

例をあげると、、、
私の友達のひとりが、核のメンバーとして、走り回っているわけです。
とにかく良いものを出し、盛り上げ、アジアのプライドを見せる!っと。
ところが、良いものよりも、ギャラがタダの、箸にも棒にもかからんグループを使いたいメンバーや、 アジアのプライドなんて無視、楽しいだけでいいの、っていうメンバーも、
いたりして意識がバラバラなわけです。

そんなメンバーと、祭りの前夜になっても、意見がまとまらず、ミーティングばっかを続けているようっす。こんなんで大丈夫やろか?これで当たり前なんやろか?

みんなして、違う山の頂上を目指し、登りながら、こっちや&こっちや、って言ってる感じなんやけど、、、。




ため息ひとつ。


自分の劇場建設やプロジェクトの際、せめて、メンバーが同じ山を登っているようにしたいなぁ、と思ったりしました。 (けど、これ、言うはやすし、するはきよし、、、ね。)



★祭りの当日・そして後




写真は韓国の伝統的な踊り。彼女は韓国のダンスで大学を卒業したそうで、不敵のテクニックと華麗さでした。私、韓国の伝統舞踊、大好きになりました。


フェスは、去年の動員数2千人を遥かに超えた4千人で、
ステージはグー、出店もにぎわい、成功でした!
特に、飴細工のCandy Miyukiさんのブースは人でいっぱい!みんなすごいエンジョイしてた。
そして舞台は、最高のノリの府州太鼓に、スタンディングオベイション!
二組とも、素晴らしいので、成功して当たり前なんすが、
私がコンタクト担当して、マネージャーになった気分だったので、
責任を果たせたみたいで、めちゃ嬉しかったです。

それから
ステージの進行係りをまかされた私は、
音楽担当のDJとのチームワーク、よっしゃでゴー!
すべてスムーズに進行を達成!ホッ。

普段は、自分が舞台に立つ側で、
ほんまはちっとも慣れてない仕事でしたが、
知ったフリしてやりました。

15分刻みで違うグループが出演、
すごく心配したけど、
どうにかなるもんやぁ~、と学びました。

ただ、舞台に慣れてないグループは
舞台に出て来るタイミングがわからなくて、
いつまでも出てこなかったりするので、
ぐいぐいとひっぱりだす必要がありました。
あと、次の出演とわかっているのに、
客席に座っておしゃべりしてたりで、
その連中を探し出すのに走り回ったりもしました。
(一日中走り回ってたよな気がする。)

で、
いくつかの学びがありました。

1.顔が伝染する:怖い顔でやってたら、子供の出演者なんか、緊張して怖い顔になってしもぅた。反対に私が笑顔やったら、みんな笑顔。(当たり前の事やねんけど、こういうシチュエーションではこの部分、祭り全体の雰囲気につながるんすね。)

2.信じてまかせられる喜び:フェス運営の友達に舞台進行をまかせられ、彼女は私の言葉に従って動いてくれ、すごくやりがい感じた。(これも当たり前やけど、まかせる側からいうと、私を信じる決断とまかせる勇気、ってかなりいると思うのです。現実問題ではここんとこ、すごく微妙。彼女に感謝!)

3.チームプレーの大切さ:どんなに自分が正しいと思っていても(絶対に正しいと思っていても)、チームプレーであること、忘れるべからず。ふ~む。



フェスティバルも劇場建設も、スピリットは同じようなものです。
いいべんきょーになりましたぁ!

2008年10月5日日曜日

Candy Artist



カンサスシティのフェスティバル出演の
キャンディ美雪さんと一枚。
日本がテーマのフェスティバルなので、
日本のコスプレ、してみました。

彼女は日本伝統芸能の飴細工師。
彼女の飴細工は、繊細で美しいアートです。
ガラスアートのように透明感のある小さな彫刻の世界です。



フェスティバルでは数百人もの人が押し合って
小さな彼女の周りに集まりました。

実は10年来のお友達。
私の劇場ができたら、必ず出演してもらいたいアーティストのひとり。
キャンディアートのビデオを作って、
彼女のライブと絡めて2時間位のスイートなプロデュースしたいです。

彼女のことがもっと知りたい時は、ブログへ。
http://yaplog.jp/candymiyuki/archive/741

Sweet Dreams ★ おやすみなさい。

2008年10月3日金曜日

Greater Kansas City Japan Festival での学び


カンザスシティのJapan Festival でショーをしました。
アメリカにはJapan America Society (日米協会)や日本企業が協賛し、
学校で日本語を教えている教師や在住の日本人が協力し、
アニメファンなどが賑わいを加え、
週末に地元の人を集め、お祭りします。
写真はカンサス大学のよさこいのグループ。
熱いノリのいい踊りしてくれます。

で、
ここはとても大きなお祭りで、
3000人近くのお客様が一日に集まります。

大学のホールを使い、主に、

1階は展示と2つの劇場、
2階はお店と食べ物
3階はレクチャー

展示は着物やよろいの数々、
おもしろいのはそれを着て、写真をとらせてくれること。
お店は京都のお寺にある, のみの市みたいな感じ、
レクチャーは尺八レッスン、琵琶の講習など。

日本に興味のある人もない人も楽しめるお祭りでした。
テレビや映画と違い、歩き回って、人と接触しながらの5感を使ったエンタメでした。

で、劇場は、これまたてんこもりのプログラム。
空手のデモ、地元学校のガキンコオーケストラ、
一流の尺八デービッドと平岡さんの箏、三味線、琵琶
文化庁派遣の英語落語、バンド、etc.

Japan Festivalによくあるメニューですが、
どれも良かった!

私が自分の劇場をする時は、
こんなお祭りもしたい。
だから、
お祭りで大事なこと、ちょっと学んできました。
「全」という言葉です。

全員が頑張る。
全部(食べもの、買うもの、展示もの、するもの、観るもの)が揃う。
全体でテーマからそれない。

お祭りって、みんなでするもの。
乾杯!

2008年9月23日火曜日

シアトル世界こどもフェスティバル*ビデオ

昨日書いたフェスティバルの日記の続き。
どんなグループが出るかというと、、、
まずベルギーからのグループ。
ヨーロッパのグループは本当におもしろい。
Enjoy!

2008年9月22日月曜日

シアトル世界こどもフェスティバル



アメリカの行事は9月が事始になります。
学校も9月前後から始まります。
ですから、9月には続々と2009年のショーの契約が入ってきます。
来年の私の目玉は、シアトル世界子供フェスティバル。
http://www.seattleinternational.org/seattle/performers/index.html
(私の欄は、ページの真ん中から少し下です。)

世界中からの子供向けのエンターテーメントが
2009年5月に、シアトルに結集します。
他の国の作品がたくさん観れるので、私はとても勉強になります。
かつ、フェスティバル運営の過程を学ぶことも、
私の劇場経営につながります。
将来、私の劇場でしてみたいことのひとつなのです。
子供たちに世界中のパフォーマンスを見せること。

2008年9月14日日曜日

浸る場所




例えば、私の劇場でショーをした後、
うちあげにどこかのレストランやバーに行くのでなく、
お風呂に入ってみんなで次の何かを語る、
なぁんて、いいなぁ~
あるインテリアアーティストのスタジオにあるそうです。
ちょっと写真、借りてきました。
外のパティオから、フロ桶につながってます。


私はじぶんが建てる劇場は、アーティストが次の作品を創るエネルギーの鍵になるような劇場にしたいです!

2008年9月1日月曜日

そんなやりかた



20年以上誰も住んでいなかったのだという。
NY Timesによると、ボストンのある老建築家が1961年に手に入れ、
それを改築した。

全部で23部屋の大きな古い家、
バケイションのみにしか住まれていない。
どうやって手入れをしていくのか?

建築家は毎年、数回70人の家族友人を招待し、
全員で大そうじをするのだそうだ。
床の張替えまでする。
おとぎ話みたいな家だから、
そんなやりかたが似合う。

私もそんなやりかたが似合う劇場をつくりたい。

***コメントを書き込んでくださるとき、コメントの後、個人情報という欄が最後にあって、そこを記入しないと書き込みができません。書き手の情報なわけですが、gmailとしてログインする必要はないです。[名前]の欄をクリックしてご自分のお名前だけ、好きなように記入してくだされば、書き込みができます。URLの記入は空欄でOKです。少しでも多くの方の声を聞かせていただきたいので、是非、言葉を残していってください。よろしゅう!

2008年8月25日月曜日

良いスタジオ

メイン州で、ワークショップをとりました。
私の師匠、故トニーのメソッドがテーマです。
彼の妻のカレンの家に泊まりこんで、合宿スタイルっす。

彼女はジュリアード出身のバレーダンサーで、
家にはふたつのスタジオがあります。
ひとつは、離れにある20X20メートル、高い天井の大きなスペース。
ひとつは家の一部の10X20メートル、低い天井、鏡の壁のスペース。写真はこの家の一部のもの。
ダンサーのスタジオだけあって、床はレノリアムが張ってあり、足が疲れません。
壁の鏡に変なゆがみなく、
窓が多くて、
気持ちいい空間です。

田舎の湖畔の一軒家だけあって、
静かで、雑音に気を散ることがありません。

こういう合宿できるような場所を劇場にして、
アーティストが泊り込みで作品を煮込み、
お客様は床に座って見る、
なぁんて、いいなぁ。

2008年8月13日水曜日

計画#2 資金繰り計画

友達と電話していて、
彼女の分析から、
私は、貧乏ヒマなしモードにあることを発見してしまった。
好きなことをしてるから、
ハートは金持ち悠々モードとほざいてみるが、
貧乏ヒマなしモードは事実で、変えたいっす。

となると、
最初に浮かぶのが、ギャラを上げるということだが、
これはリスクが高い。
今のエージェントが決めた値段は、かなり正当な値段で、
これ以上だと、????

じゃぁ、自分のショーが上をいけばいい。
ふ~ん、そういうことか。
やっぱもっともっと素晴らしいショーを作っていけよ、ってことか・納得。

で、
他にあるギャラを上げる条件は、付加価値の向上。
最近、いろんな本から学んだことやねんけど、
付加価値っていうのは、ただのおまけ、じゃないんよね。
私が理解する付加価値は、
あるひとつの仕事に付随してくる、
見えない価値、心に働く価値、心で働く価値、、、って感じかなぁ。

例えば、ホテル。
旅先の寝る場所に過ぎないけど、
花があったり、おもてなしの心があったりすると、
心に働いてくれて、感謝になって、感謝はお金になっていく。
レストランもそう。
物質的には、おいしくおなかイッパイになればいいのよね。
でもそれだけでなく、
食の文化を体験するようなインテリア、
心が和むサービスがあることで、
食べ物を胃に埋めただけでなく、幸せな気分が付加価値としてくるよね。
たとえ屋台でも、
おばちゃんが、うどんにねぎいっぱいサービスして、「はい、300万円!」なぁんて、いうのは、
笑いの付加価値があるわけや。心に栄養がついて、健康に寄与する価値があるってもんじゃ。

ほなら私の付加価値はなんやろ?

付加価値の可能性#1
楽しく劇場に入り、わくわくしながら、ショーを待ってもらう。
ふーむ、
ということは、配るプログラムももっとわくわくするものにせなあかんわけよ。

付加価値の可能性#2
ショーが終わったときの感動を家族や友人に伝えて、再び感動してもらう。
ふーむ、
ということは、ショーの音楽CDやビデオがあるといいねぇ。

付加価値の可能性#3
このショーに来て、健康になった。
ふーむ、
なるわけないか。
じゃぁ、
このショーに来て、賢くなったってのは?
ふーむ、
ショーのテーマに関連した情報と知識をダウンロードできると、
賢くなるったい。

付加価値の可能性#4
このショーに来て、世界のためになることをした。
ふーむ、
これは難しい。
カナダのフェスティバルのように、
こども病院に声をかけてみようか。

付加価値の可能性#5
このショーに来て、環境がよくなった。
ふ~む、
環境をテーマにしたショーってしてないねぇ。
それって、付加価値大な気がする。

思いつきで書いていると思われるかもしれませんが、
私のないおつむを結集しての付加価値への思考でした。

まぁ、こんな程度の事でギャラが上げれるのかというと、
それはドあつかましいわけで、
付加価値については、まだまだ勉強していかなければいけませんね。

どうか、良い本があったら、教えてください。
ちなみに経済に詳しい友達から、本田健さんと勝間和代さんの本を薦められ、
いくつか読みました。その話はいつか。

とりあえず、劇場建設に先立つものは資金。だから、今から貯金をせねばねばならないのです。
稼ぎを上げていくというのは、必須条件で、
今までみたいに、どんぶり勘定で、食べていければいいわけでなく、
効率よくお金を貯めていくこと、真剣に考えています。


どうか、わたし に ちえを!ぐびぐび、ごっくん。

2008年8月10日日曜日

計画#1 マインドマップを使った

あたしの劇場建設、、、
どこから始めたらいいかわからないし、
いつ始めたいいかわからない。
冷静に考えるとまずは計画から、よね。
当たり前のようですが、そんな答えが出るまで時間がかかりました。
やれやれ。

で、
現実的なことを考えると、
お金と場所、を考えただけで、ぐったり。
どんだけ働くのかと、考えただけで、げっそり。

で、
心の中での実現から入ることにしたわけです。
言葉にするだけだと、簡単に消えてしまいそうなので、
マインドマップをつくりました。
どんな劇場にしたいのか、
どんな可能性を広げられるのか、
どれだけの人々とつながれるのか、
そして、何が変わるのか、
、、、なぜするのか、
際限なくあふれてくる問いを書き出して、
私なりの答えを、ばぁーって、書いて、と。。。
真っ白な画用紙に
真ん中に、核になること言葉、わたしの劇場、と書いて、
一番大事なキーワードをその周りに書いて、
放射状に、その意味と理由ってなもんも書き出していく。
ほんでまたもうひとつ放射状に、キーワードを枝分けして、
ほんでもうひとつ放射状に、今度は現実的なことも書いたりして。

さて、このマインドマップ、試してみてすごくよかった。
頭の中にある答え、アイデアー、キーワードを
図解するものです。
これがまた不思議で図解することによって、
つかみどころのない建築的な思いが
そうか、これやったんか、
ってつかめるようになりました。
そしてビジョンが出来上がりました。

ビジョンというのは命綱だと思います。
迷ったとき、
落ちたとき、
ビジョンが助けてくれる、と。

 ****
マインドマップって何か、知りたい人は
こちらで見れます。
日本語の場合はこちらを参考にしてください。
http://www.mindmap77.com/

Enjoy!

2008年8月6日水曜日

ここからスタート

あれはもう何年も前、学生の頃でした。
私は大阪の幻実劇場という劇団にいて、
ある日、リハーサルの時間を間違えて3時間も前にスタジオに着きました。
それは大正区の天井3メートルのロフトで、
黒に塗られた木の舞台にバックドロップの黒のカーテン。
ボックスシアターといわれる箱の劇場スタジオでした。
駅から離れていて、住宅地からは遠く離れていて、
夕暮れは静かでした。
私はひとりで沈黙のスタジオにすわって、
次の公演に思いをめぐらせていました。
使ってみたい音楽が聞こえ、
見たい役者の動きが見えはじめ、
想像の世界は宇宙にいるみたいに広がりました。

あっという間に3時間が過ぎました。
もしこれが6時間でも12時間でも、
私は退屈もせずにいただろなぁ、と思います。
「あたしって、これ、大好きなんやなぁ」って
心でつぶやきました。
それはなぜかとても鮮明な記憶で、
パフォーマー修行もプロとしての活動も
私の原点はここにあるような気がします。
劇場という名の空間にある想像の世界は
不可能を可能にし、
どんな夢をも生き返らせ、
忘れた魂の声のミュートをといたりし、
誰もがいつか夢みた自分に出会う場所と、思ったりします。

だからつくってみたいのです。

そして、ありきたりのショーではなく、
新しい試みのショーや、
誰でもがトライしていい舞台を、
つくってみたいです。
プロと学生が一緒に作っていいし、
こどもと大人が一緒に作るような劇場。
世界中から人が来て、
世界中のものを持ち込む劇場。
インターネットで劇場の公演を
日本の人たちが
世界中の人たちが
観れる劇場。

このブログは
そんな劇場建設に向かっての、
あゆみのノートです。
次はその計画作成について書いてみます。
よかったらまた、読んでください。
マインドマッピングを使ったら、かなり前に進みました。
ではでは、そのことは次のブログで。

読んでくださって、ありがとう!
このプロジェクト並行で、私のショーもあるので、それもショー日記で書きますので、そちらもよろしく!
読みにくいところや、ブログの構成に難があったら、
どうか声をかけてください。
参考になります。

おやすみなさい。
やさしい夢を。

久仁子

2008年8月1日金曜日

プロフィール



大学卒業して、世界を舞台にしたいから、ちょっとそこまで、イッテきま~す、と、アメリカに来て、演劇、マイム、ダンスの勉強しました。

今はアメリカでパフォーマンスっちゅうか、ストーリーティングっちゅうか、マイムっちゅうか、マスクっちゅうか、マジックちゅうか、音楽っちゅうか、なんかいろいろいっぱいするショーをしてます。アメリカでアメリカのことをしても勝てないので、するは、日本昔話&神話。ほんでこれがまたおもろいんです。せやねん、おもろいってことが大事やねん。人生って尊いから。

http://www.kunikotheater.com/background.cfm


経歴


>1983年、渡米。トニー・モンタナロ氏に師事。トニーのマイムにしびれ、日本に帰らず、トニーのスタジオに住み込む始末。
>1987~89年、Leland Faulkner主宰のLight Theaterのひとりとしてショーツアー。1年の半分はツアーで、ええ加減いやになるかと思たら、その逆で、すべてが学びと、いっぱい吸収。

>1990年、ソロショー開始。Japanese Storytelling with Magical Mask, Mime & Music でデビュー。住み始めたフロリダ州を中心に始めたら、いつの間にか、全国に広がり、各地のオーディエンスに支えられ、特に、学校関係のショーが増え、もうアホなことは言えない、との自覚高まりました。


>2000年、The Kennedy Center (Washington DC)に出て、ついでにPhiladelphia International Children's Festival も出て、元気はつらつ!

>2006年、National Storytelling Festival に選ばれ、オシッコちびる。

>2007年、OrigamiUSA Florence Temko Award受賞。

>2008年、"Origami Dragon & 1,000 Paper Cranes"の新しいショーツアー開始。Origami DVDは10月に出る予定。



まだまだ続きます!