2008年10月18日土曜日

アジアンフェスティバルの前後

★祭り・前夜

カンサスシティから帰ってきて、
今度は小さなアジアがテーマの地元のフェスティバルをもういっちょ。
エンタメ選考を手伝い、あれこれ手を出し、
問題をいくつか感じています。

例をあげると、、、
私の友達のひとりが、核のメンバーとして、走り回っているわけです。
とにかく良いものを出し、盛り上げ、アジアのプライドを見せる!っと。
ところが、良いものよりも、ギャラがタダの、箸にも棒にもかからんグループを使いたいメンバーや、 アジアのプライドなんて無視、楽しいだけでいいの、っていうメンバーも、
いたりして意識がバラバラなわけです。

そんなメンバーと、祭りの前夜になっても、意見がまとまらず、ミーティングばっかを続けているようっす。こんなんで大丈夫やろか?これで当たり前なんやろか?

みんなして、違う山の頂上を目指し、登りながら、こっちや&こっちや、って言ってる感じなんやけど、、、。




ため息ひとつ。


自分の劇場建設やプロジェクトの際、せめて、メンバーが同じ山を登っているようにしたいなぁ、と思ったりしました。 (けど、これ、言うはやすし、するはきよし、、、ね。)



★祭りの当日・そして後




写真は韓国の伝統的な踊り。彼女は韓国のダンスで大学を卒業したそうで、不敵のテクニックと華麗さでした。私、韓国の伝統舞踊、大好きになりました。


フェスは、去年の動員数2千人を遥かに超えた4千人で、
ステージはグー、出店もにぎわい、成功でした!
特に、飴細工のCandy Miyukiさんのブースは人でいっぱい!みんなすごいエンジョイしてた。
そして舞台は、最高のノリの府州太鼓に、スタンディングオベイション!
二組とも、素晴らしいので、成功して当たり前なんすが、
私がコンタクト担当して、マネージャーになった気分だったので、
責任を果たせたみたいで、めちゃ嬉しかったです。

それから
ステージの進行係りをまかされた私は、
音楽担当のDJとのチームワーク、よっしゃでゴー!
すべてスムーズに進行を達成!ホッ。

普段は、自分が舞台に立つ側で、
ほんまはちっとも慣れてない仕事でしたが、
知ったフリしてやりました。

15分刻みで違うグループが出演、
すごく心配したけど、
どうにかなるもんやぁ~、と学びました。

ただ、舞台に慣れてないグループは
舞台に出て来るタイミングがわからなくて、
いつまでも出てこなかったりするので、
ぐいぐいとひっぱりだす必要がありました。
あと、次の出演とわかっているのに、
客席に座っておしゃべりしてたりで、
その連中を探し出すのに走り回ったりもしました。
(一日中走り回ってたよな気がする。)

で、
いくつかの学びがありました。

1.顔が伝染する:怖い顔でやってたら、子供の出演者なんか、緊張して怖い顔になってしもぅた。反対に私が笑顔やったら、みんな笑顔。(当たり前の事やねんけど、こういうシチュエーションではこの部分、祭り全体の雰囲気につながるんすね。)

2.信じてまかせられる喜び:フェス運営の友達に舞台進行をまかせられ、彼女は私の言葉に従って動いてくれ、すごくやりがい感じた。(これも当たり前やけど、まかせる側からいうと、私を信じる決断とまかせる勇気、ってかなりいると思うのです。現実問題ではここんとこ、すごく微妙。彼女に感謝!)

3.チームプレーの大切さ:どんなに自分が正しいと思っていても(絶対に正しいと思っていても)、チームプレーであること、忘れるべからず。ふ~む。



フェスティバルも劇場建設も、スピリットは同じようなものです。
いいべんきょーになりましたぁ!

2008年10月5日日曜日

Candy Artist



カンサスシティのフェスティバル出演の
キャンディ美雪さんと一枚。
日本がテーマのフェスティバルなので、
日本のコスプレ、してみました。

彼女は日本伝統芸能の飴細工師。
彼女の飴細工は、繊細で美しいアートです。
ガラスアートのように透明感のある小さな彫刻の世界です。



フェスティバルでは数百人もの人が押し合って
小さな彼女の周りに集まりました。

実は10年来のお友達。
私の劇場ができたら、必ず出演してもらいたいアーティストのひとり。
キャンディアートのビデオを作って、
彼女のライブと絡めて2時間位のスイートなプロデュースしたいです。

彼女のことがもっと知りたい時は、ブログへ。
http://yaplog.jp/candymiyuki/archive/741

Sweet Dreams ★ おやすみなさい。

2008年10月3日金曜日

Greater Kansas City Japan Festival での学び


カンザスシティのJapan Festival でショーをしました。
アメリカにはJapan America Society (日米協会)や日本企業が協賛し、
学校で日本語を教えている教師や在住の日本人が協力し、
アニメファンなどが賑わいを加え、
週末に地元の人を集め、お祭りします。
写真はカンサス大学のよさこいのグループ。
熱いノリのいい踊りしてくれます。

で、
ここはとても大きなお祭りで、
3000人近くのお客様が一日に集まります。

大学のホールを使い、主に、

1階は展示と2つの劇場、
2階はお店と食べ物
3階はレクチャー

展示は着物やよろいの数々、
おもしろいのはそれを着て、写真をとらせてくれること。
お店は京都のお寺にある, のみの市みたいな感じ、
レクチャーは尺八レッスン、琵琶の講習など。

日本に興味のある人もない人も楽しめるお祭りでした。
テレビや映画と違い、歩き回って、人と接触しながらの5感を使ったエンタメでした。

で、劇場は、これまたてんこもりのプログラム。
空手のデモ、地元学校のガキンコオーケストラ、
一流の尺八デービッドと平岡さんの箏、三味線、琵琶
文化庁派遣の英語落語、バンド、etc.

Japan Festivalによくあるメニューですが、
どれも良かった!

私が自分の劇場をする時は、
こんなお祭りもしたい。
だから、
お祭りで大事なこと、ちょっと学んできました。
「全」という言葉です。

全員が頑張る。
全部(食べもの、買うもの、展示もの、するもの、観るもの)が揃う。
全体でテーマからそれない。

お祭りって、みんなでするもの。
乾杯!