この夏は折り紙のリサーチにえっさほいさ。
いろんな種類に目を向けて、花、モチーフ、ポートレート、動物、など、
折る折る折る。
去年から、折り紙を使ったショーを始めたはいいが、
なんどなくリサーチが足りなかった感、いっぱいだったので、
事後承諾のごとく、本とコンピューターどっさりで、ゴー。
龍は、パペットのように使うので、
エンジニアリングの技術や、舞台で使う頑丈さ、そして大きさ、、、
などなど、難しい。
とりあえず、いろいろなドラゴンを折ってみよ、と思うて、これ。
Fernando Gilgado氏のデザイン。
ほんで次は、神谷さとし氏の有名な龍神をじっと見て、じっと手をみる。
わしゃ、無理じゃ。
というわけで、小さな部分を分けて、作り方をリサーチしてみる。
うろこは、Robert Lang氏の
Origami Design Seacretsから得て、600ページ近くの重い本を持ってうろうろと折る。
現代折り紙は進化を続けていて、このリサーチ、どこまで続くのだろう?
追伸:::
フォークアートとしての折り紙であれば、みんなでわいわいと同じ鶴を作って、シェアすることに、大きな意義がありますが、
アート、デザイン、としての折り紙であれば、みんなでわいわいと同じ龍を作って、シェアすることに、大きな問題があります。
アーティストの創造で、デザイン、折り方、技術が傑出されたのですから、
そこを無視することは、アートを無視することになります。
ただ、折り紙の場合、絵や彫刻と違って、折り方が公開されると、それをなぞって作品ができるので、文句あっか、の議論になる。
オリガミアーティストの間で、著作権を確立する動きが高まる中、私は、著作権の法律をフォローして、パブリックドメインのオリガミ以外は、作者のアーティストに許可を得る、のが基本だと考えます。利益が生じた場合は、アーティストがいくつかを得るのは当然です。
この話は東京裁判のごとく、ぐるぐるとまわり、長々と続きます。著作権の問題はほんまに長いです。
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