2011年7月24日日曜日

夏の北フロリダ



ショーで来た古い町。車を止めてフェンスを開くとそこは古い旅館。






最近、若い息子をなくしたという悲しそうなオーナーが、
少し無理をしておしゃべりをした。
「この家は100年もたつのよ。」
私はそれ以上、訊かなかった。







隣りには自動車整備工場があり、これまた昔の風情。







フォードの50年代のアンティーク車が’ええこかっこしぃ’やった。
(大阪では、自慢げにええところを見せたがるのを、ええかっこしい、と呼びます)






7時間ものドライブから開放されて散歩すると、
さすが古い町には、古いもんばっか。
古い古い家はお化け屋敷のようになってお化けが住む。
ここのお化けはおしゃれなスカーフをまとう。





タイムマシーンで来たような北フロリダ。
夏の強い日差しと亜熱帯の湿気に、目がくらみ、
深呼吸をすると、物語のある町にいるのでした。

その物語は次回に。







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